2022年2月7日
【安くて高機能】三菱エコキュートがやっぱりおすすめ

エコキュートの中でも、特に人気が高いのが三菱のエコキュート。
その理由は公式サイトでも紹介されている通り、機能・特長が10個以上もあり、多機能で非常に便利なうえ、故障しづらく、メーカー保証も充実しているからでしょう。
三菱のエコキュートの中でも高機能で高品質なものは、やはり価格もそれなりに高いですが、そこまで高機能なものを求めなければ、価格も実は安く抑えることが可能です。
以下では、エコキュートの中でも特に人気の三菱エコキュートの中から、機能や価格を整理し、どのエコキュートがどんな人におすすめか解説していきます。
三菱エコキュートの価格は?安いのは?
やはり一番に気になるのは、価格でしょう。
そもそも、三菱のエコキュート価格帯は数あるエコキュートメーカーの中では、実は安いほうに位置します。
そのわりに多くの機能がついており、コスパが非常に高いエコキュートと言えるでしょう。
ただ、どれだけ機能を落とそうと、最低限の基本価格はどれも約60万円以上するのが悩みどころです。
しかし、これはあくまでメーカーの希望小売価格。
実際の卸値はもっと低く、小売店の努力次第ではありますが、約20万円ほどから手に入ります。しかし、ここには専用のリモコン費用や工事費は含まれていないので、注意が必要です。
工事費とリモコン費用込みだと、だいたい約35万円以上とイメージすると良いでしょう。
三菱エコキュートを安く買う方法
高額と思われる三菱のエコキュートも、エコキュートの中ではそこまで高くありません。当然ですが、価格に比例して多くの素晴らしい機能も付いています。
安い価格で高い品質を実現しているからこそ、三菱のエコキュートは人気となっているわけですが、以下では更にそんな三菱エコキュートの細かい機能・特長を解説しています。
三菱のエコキュートが安く、コスパが高い理由
三菱のエコキュートは主に、一般地用と寒冷地用の2つに分けられます。
また、用地とは別に機能でも大きく下記の3つに分けられます。
・一般用地か?
・寒冷地か?
・グレード高:【プレミアム(Pシリーズ)】
・グレード中:【高機能(Sシリーズ)】
・グレード低:【EXシリーズ・Aシリーズ】
三菱エコキュートの特長・機能

引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/advanced.html
三菱のエコキュートには、特徴となる機能が実に多くあります。ここからは、以下でその詳細を解説していきます。
【快適機能】微細な泡に包まれる泡入浴:ホットあわー

引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/hot-awa.html
約0.01※2ミリのごく微細な泡が優しく全身を包むことで、通常入浴より湯上り後の保温効果が高く、湯冷めしにくくなっています。
また、極微細な泡が肌を優しく包み込むことで、湯上り後の肌水分量も通常入浴と比べ、約1.6倍もアップされていることが証明されています。
身体の保温と肌の保湿、両方を叶える魅力的なホットあわー機能。
寒冷地だけでなく一般地でも、寒さと乾燥が厳しい冬を乗り越える強い味方となりそうです。
【快適機能】パワフルな出湯量:ハイパワー給湯
台所でお湯を使っても、お風呂のシャワーの水力が落ちない機能です。
水圧に関しては、シャワーヘッドで解決している方も多いと思われますが、この水圧問題をエコキュートで解決しているのが三菱のエコキュート。
お湯を貯めているユニット(貯湯ユニット)から、お湯を送り出す圧力を安定して高めるため、〈減圧弁設定圧力〉と〈圧力ロス抑制〉の2つを用いた独自技術を開発し、安定した高い水圧のシャワーを実現しています。
【清潔機能】お湯を深紫外線LEDの光できれいに:キラリユキープ

引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/kirariyukeep.html
浴槽のお湯を循環させる際に、配管内のお湯に紫外線をあてることで殺菌をし、常に浴槽内のお湯を綺麗に保つことが可能な機能です。
これにより湯はり後も綺麗なお湯を維持することが可能となっており、入浴後の洗濯利用に残り湯を用いる際も、綺麗なお湯を利用できます。
湯はりから15時間後にお湯内の細菌数を確認したところ、お湯内に含まれる菌の数が【約99%減少した】というデータも三菱の実験結果として公表されており、衛星面が気になる方にはおすすめの機能と言えます。
【清潔機能】ふろ配管自動洗浄:バブルおそうじ
洗浄効果に優れたマイクロバブル〈約0.1ミリ〉が皮脂汚れなどに吸着し、
微小な汚れを強力に吸着するマイクロバブルの性質を活かし、洗浄剤を使わずにふろ配管自動洗浄を実現します。
【風呂熱回収】残り湯の熱をムダなく活用:ホットりたーん
まだ温かい残り湯の熱を捨てることなく、熱だけをタンクに戻すことで夜間のわき上げに必要なエネルギーを節約する新機能が「ホットりたーん」です。最後に入浴した人がボタンを押すと、熱の回収を開始します。
引用:三菱電機(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/hot-return.html)
湯船にある残り湯をふろ熱交換器を介して貯湯タンク内にある低温の水と熱交換をすることで、貯湯タンク内の水を効率よく温めることが可能となっています。
【機器連携】浴室もあたたか:あったかリンク
エコキュートと専用のリモコンに連携された暖房機を脱衣室や浴室に設置することで、お湯はりが完了するタイミングと同時に空間を温め、脱衣空間の寒さを解消してくれる機能です。
誰でも一度は、冬に脱衣所での寒さに驚いた経験はあると思いますので、あの脱衣の寒さを感じなくて良いのは、非常に魅力的な機能なのではないでしょうか?
リモコンと連携したエアコンが必要なのは難点ですが、検討する価値は十分あると思います。
【機器連携】太陽光発電システムと連携し、天気に応じてわき上げ:お天気リンクEZ/お天気リンクAI

引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/pv.html
太陽光発電システムをエコキュートに連携させ、専用の無線LANアダプターを使用することでインターネットとエコキュート管理システムを繋ぎ、天気予報に合わせてお湯のわき上げを調整する機能です。
インターネットを介して最新の天気予報データを常に取得し、翌日の天気を加味して使用する電力が最も少なくなるよう、お湯のわき上げを自動調整します。具体的には、翌日が晴れの予報なら夜間のわき上げを減らし、日中に太陽光発電の余剰電力を併用して、わき上げを行うことで電気代を下げることが可能となります。
他にも下記の機能がカタログでは記載されていましたが、その詳細が詳しく語られたページはありませんでした。
下記の機能については、販売代理店やメーカーに直接お問い合わせください。
・【時短機能】通常よりも速く湯はり:お急ぎ湯はり
・【断熱】ウレタン・真空断熱材採用:サーモジャケットタンク(貯湯ユニット)
・【遠隔操作】外出先からスマホ等で遠隔操作可:スマホ連携
三菱エコキュートでおすすめのシリーズ

https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/product/pdf/ecocute-lineup.pdf
上記の画像からもわかる通り、最高峰のプレミアムシリーズ(Pシリーズ)ではないSシリーズですら、十分すぎるほど機能が搭載されています。
一方で、EX・Aシリーズは基本的な湯沸かし機能と太陽光発電と連携した電気代節約機能、そしてスマホ連携機能の3機能のみとなっています。
また、一般地と寒冷地で対応している機種は異なりますが、三菱のエコキュートは海近くのご家庭が持つ塩害被害にも対応しています。
価格のみを気にするのであれば、EX・Aシリーズが選ばれるかと思いますが、そもそも価格のみで判断するのであれば、その他のメーカーを選んだほうが良いかもしれません。
一方で価格を抑えつつ、ある程度の機能を求めるのであれば、Sシリーズ以上からが検討されることになるかと思います。
三菱エコキュートの中でも、価格が安く高機能なのはコレ
世帯人数により、選ぶタンクの大きさなどに差はあるかと思いますが、おすすめはSシリーズの【SRT-S375A】 です。
容量は4人で使うことを考えると、余裕を持って350L 以上は欲しいところ。
そして、殺菌のキラリユキープとバブルおそうじなどの三菱ならではの衛生面に配慮した便利機能を搭載しつつ、金額を抑えたものだと【SRT-S375A】の一択となっています。

引用:https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/product/s/index.html
プレミアム(Pシリーズ)に搭載されているホットあわー機能やハイパワー給湯は、Sシリーズには残念ながら付いていませんが、これらの機能は化粧水やシャワーヘッドなどを用いることで代替が可能です。
そのため、Sシリーズに10万円~20万円をプラスして、Pシリーズのものをわざわざ買う必要があるかと言われると、微妙なところでしょう。
その他のSシリーズに付いている機能に関しても同様です。
もしプレミアム(Pシリーズ)を検討する理由があるとすれば、効率的なわきあげにより、電気代を節約できるホットりたーん機能の存在です。
この機能はプレミアム(Pシリーズ)のみの搭載となっており、他のものでは代替できないため、Pシリーズを悩まれる方はこの【ホットりたーん機能】を重視するかどうかで、購入を判断するのが良いでしょう。
ただし、SシリーズとPシリーズの金額差も代理店によっては数万円しか変わらないところもありますので、購入する際はなるべく多くのところに問い合わせるほうが無難と言えます。
まとめ
エコキュートとして必要な機能、そして三菱ならではの衛生面を抑えた機能を搭載したSシリーズ。
その中でも、容量が多く4人でも安心して使える貯湯タンクを持ち、金額が安いのが【SRT-S375A】です。
寒冷地や塩害での対策もされているため、一般地用と比べて少し高くはなりますが、ご家庭の状況に合わせて購入を検討ください。